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【前編】15歳で決意した演劇留学〜4年半過ごしたイギリスで得た"自信"と"度胸"〜

最終更新: 7月17日

近年の著しいグローバル化により、海外への語学留学や、高校卒業後に現地の大学に進学する日本人は年々増えてきています。


さらに最近は英語をはじめとする語学だけでなく、英語を使って専門的な分野を海外で勉強する人々も増えてきました。


今回取材させていただいた染谷ノエル(以下ノエルさん)もその一人。

彼女は中学卒業後にイギリスへ4年半の演劇留学に行き「自身の留学経験によって語学や演劇だけなく、人間的にも大きく成長できた。」と語ります。


彼女が4年半もの海外留学で得たことは何だったのでしょうか?

そもそもなぜ中学卒業後、15歳という若さで単身イギリスに行こうと思ったのか?


これから語学留学を控えている人、将来専門的な分野を学びに留学を検討している人必見のインタビューです!


★ノエルさんプロフィール★


■ Name:染谷ノエル
■ 所属:上智大学文学部英文学科卒業
■ 座右の銘 :初志貫徹
■ Hobby:写真、映画観賞、読書

留学前〜なぜイギリスで演劇留学?〜

(イギリス・ロンドンの風景)


ーーノエルさん、本日はよろしくお願いします!

さっそくですがそもそも、ノエルさんは何故演劇という分野に興味を持ったのですか?


ノエルさんーーよろしくお願いします!


最初はたしか、俳優の藤原竜也さんがシェイクスピアのハムレットを演じていて、それを観賞したときに衝撃を受けたのがキッカケでしたね。その中で自分は演技を行うプレイヤーになりたいと思い、中学の時には俳優の養成所に通っていました。 ーーなるほど。そこから中学卒業後にイギリスへと渡ったわけですね。なぜ海外で演劇を勉強したいと思ったのですか?

日本の高校で演劇を学科として学べるところはないかな、と探して大学は幾つかあったんですが、演劇+αで学科を学べる高校はありませんでした。


ただ海外、イギリスにはあったんですね。だからイギリスに行こうと決めましたね。

ーー現地の高校では授業等ももちろん全て英語ですよね?

のえるさんは幼少期から英語は堪能だったんですか? ーーいいえ、全くです。 小・中学校の時に英語の授業で習ったぐらいですかね・・?

しかも英語という科目自体、全く得意ではありませんでした。小学校の時とかはあまりにも英語が出来なさすぎて、先生に呼び出されたぐらい(笑)

当時は英語と日本語を同じ文法で理解していて、例えば「私は夏祭りに行きました」という日本語文を英語に直すときは「I went to summer festival.」となるところを「I(私) am(は) festival(夏祭り) is(に) went(行った).」みたいな感じでしたね・・・(笑)


現地に行く前もECC(英会話教室)に少し行ってたぐらいで、渡航直前の英語力は全然だったと思います。 ーーこれは意外ですね、英語が得意という訳ではなくむしろ苦手意識があったぐらいなんですね。それで現地ローカルの高校に行くとなると、ノエルさんは相当演劇に対する情熱というか、学習欲があったんですね・・・!


ーーそうですね、でも今思うと本当にあの若さだからこそ行けたと思います(笑)良い意味でも悪い意味でも好奇心旺盛で勇気がありましたね。

留学中〜現地で直面した「言葉の壁」〜

(高校最後の寮の部屋) ーー先程の話では決して英語が得意ではなかったと話していましたが、現地での日常生活や学校での授業などにおいて、いわゆる「言葉の壁」は感じましたか?

ーーいや、それはもう、本当に苦労しましたね。(笑)


まずもう授業が分からないんです。現地のローカル高校なので、英語を勉強するわけでなく言ったら現地人(イギリス人)と同じ授業を受けるのでさっぱりでしたね(笑)


学生寮でも何をどう使って良いのか分からず、さらに英語で聞くこともできなかったのでボディランゲージを使ったり、一緒の寮で生活していた日本人に助けてもらっていました。


その中で、英語ができる子の表現を真似したり、本を日本語訳したりして何とか身につけようと必死でした。

ーー想像すると、すごく大変そうですね・・・やはり日本でもう少し英語を勉強しておけば良かったなとか、ある種の後悔は感じました? ーーそうですね、生活に必要最低限の単語や文法を覚えてくるべきだったとは思いましたね。

特に英語の技能においては全て重要なのは言うまでもないですが、個人的にはスピーキングとライティングが特に重要だと思います。 スピーキングが出来たらコミュニケーションがとりやすくなり、ライティングは文法や単語をアウトプットしていることになるので、リーディング力も必然的に向上しました。 ーー4年半もの長い年月イギリスに滞在していて、もう全て投げ出して日本に帰りたいとか思ったことはなかったんですか?



ーーそれは勿論ありましたね、2回ぐらい飛行機のチケットを買って、直前でキャンセルしたこともありました(笑)


だから母にも泣きながら帰りたいと言ったこともありましたが、留学は自分で決めたことなのでイギリスに戻って頑張ることができました。

ーー実際に授業が理解できるレベルになるには、どのぐらいの期間がかかりましたか? ーーそれは半年もかからなかったですね。先生とかも分かりやすく簡単な単語を使ったりして教えてくれたりとか、四六時中、英語を話さなければいけない「環境」に慣れたというのも大きかったですね。 ーーなるほど。演劇の授業ではどんなことを勉強したんですか?

ーーとりあえず歌って踊って、台本も読むんですけど、これがもう大変でした。


アメリカ映画だったらアメリカ英語の発音で話さなければいけないとか、イギリス国内でもケンブリッジとかエディンバラ出身とか地方によってDialect(方言)があるのでそこも演技しなければいけないので苦労しましたね。ロンドン訛りとかの話になってくるとさっぱりでした(笑)


だから台本でいうと、みんなが5ページ読み終わっているところを私はまだ3ページまでしか終わっていなくて「え、待って!」って焦ってましたね。ダンスの授業でも毎回レポートを書かされたので細かい動作表現、足先を上げて〜とか、頭を並行にして〜とかの記述表現が難しかったですね。


(演劇出演中のノエルさん) ーー他の授業はどうでした? ーーSociology(社会学)とか専門的な言葉を使うかつ、内容が複雑な教科はやはり難しかったです、核家族(Nuclear family)ってなんていうんだろう?みたいな。


なので、とにかく付箋とか電子辞書を使いこみましたね。


思い返してみると失敗も多く大変だったけれど、同じぐらい楽しかったですね。

次回〜波乱万丈のイギリス留学を経て得たもの、そして留学予定者に送るアドバイスとは?〜

異国での長期の留学生活を通して、様々な障壁や葛藤と戦いながらも乗り越えたノエルさん。この4年半の留学経験を通して得たものは一体何だったのでしょうか?


そしてこの経験は、現在俳優として活躍するのえるさんににどう繋がっているのしょうか?


次回後編にてお伝えします!



後編につづく〜

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